きた!RICOH GR3
スナップシューターとして必要な機能は入れつつ無駄な機能は省いているが、このサイズでセンサーはAPS-Cでそこらあたりの一眼と変わらない。レンズは35mm換算で28mm f2.8単焦点で広角気味だがクロップ機能が付いている。そしてついにストロボもなくなった。ボディサイズは先代よりもコンパクトになって以前のGRサイズに戻った感があるが、個人的にはGR、GR2のサイズの方が持った時のバランスが良かったという印象である。
またストラップは右下が定位置(写真は右上)ということでこの後付け替えました。
GRの場合、ストラップ穴は左上、右上、右下の3ヶ所にあってヨコイチもタテイチでも首掛けが出来ます。私は落下防止用で使うのでハンドストラップを使っています。
今回のGR3はデジタルカメラとしては8世代目になる。初代GR DIGITALは2005年発売なので14年で8代目だが、2011年のGR DIGITALⅣを最後にDIGITALが名称が消える。2013年の第5世代からがGRとなってセンサーがAPS-Cになった。それから3代目がこのGR3。ネットでは称賛もあれば酷評もある。ユーザーの不満は大きく5つ、発売時にアプリが対応していないこと(事前告知もなかった)、暗所でオートフォーカスが迷う、ダイヤルの印字が傾いている(下記画像)、リングが緩い。そしてバッテリーの持ちが悪い。私も概ねそう思う。。アプリは4月対応ということなので待つしかない。フォーカスは高速ハイブリッドAFとAFもウリ文句している以上フォームウェアのアップデートで調整してもらいたいところ、印字の傾きは正直言われて気がついた程度であるが、QCが甘いと言われてもしかたない。。リングが緩いのは今に始まったわけでなく以前より緩めだったので仕様か。。ただリングを落とす人もいるようなので対策は必要かもしれないが個体差の部分でありなんとも言えない。私のGR3は外れるほど緩くはない。バッテリーは消耗が激しいのか容量の問題なのかわからないが消費電力であればフォームウェアのアップデートである程度改善可能なのではと思うが、バッテリー容量1350mAhはRX100M5のバッテリーよりも容量は多く、撮影可能枚数は若干少ないという状況である。(カタログスペック)モニターオフにでもしないと満充電で200枚撮影できるとは思えないので予備バッテリーは必須であると同時に本体充電では機動性がないためチャージャーも必須となる。純正品は高いので自己責任にはなるが互換性のあるバッテリーとチャージャーを購入した。これでバッテリーは計4個、とりあえず1日めーいっぱいは撮れるはず。
このカメラはユーザーの使い方によって印象は大きく変わるが、連射、フォーカスが最重要ならRX100が圧倒的に優秀であろう。一般的なコンデジよりもクセが強いのも特徴の一つで、初っ端からGRはちょっとキツいかもしれない。このような場面をこのようり撮りたいと決まっていたほうが使いやすく、そのために設定をカスタマイズしてそれに特化すると馴染む感じがするが、マルチ対応を望むとあまり満足感はないのかも知れない。私の場合は絞り開放撮影時やマクロ撮影はピント位置は確認するが、F8-11での撮影はフォーカスモードはスナップモードで5M固定で撮影することが多い、あとその他のモードでも撮影ボタンを一気に押し込むとピント距離固定で撮影できるのはこのGRのいいところである。
GRを使っていると何故かモノクロで撮りたくなる衝動に駆られる。森山大道氏や金村修氏のイメージが強すぎるのだろうか。GR側もそれをわかっているのでエフェクト機能はモノクロモード多め。個人的には「ハードモノトーン」が気に入っている。カラーエフェクトでは以前からあるが「ブリーチバイパス」がお気に入り。他のカメラではスタンダートで撮ってあとで調整ということが多いのだがGRはカメラエフェクト使った絵作りがいい感じなのでついつい使ってしまう😅
もともと重いのはイヤで一眼もCanonからSONYαにシフトしてサブにRX100M5を使っていたが、撮影枚数からするとサブ機がメイン機を上回っているという矛盾。。今回のGR3は特に街撮りにおいてはRX100M5よりも機動性があるので今まで以上に一眼の出番がなくなりそうで怖い。そのうちGR3で撮影したものをアップしようと思う。ただ私の場合は比較画像など作例としては撮らないのでご了承を。。😃
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